元ミニマリストが脱ミニマリストをしたうえで、現在でも持ち続けているモノとのつきあい方3つ

今おもうと当時の私はミニマリストだった

そういえば私は、数年前までミニマリストでした。

ミニマリストのブログが大流行したり、テレビでもとりあげられるようになったり…

(うろ覚えですが、ミニマリストの方のブログは、このはてなブログ界隈が特にアツかった気がします。)

そうしたミニマリストブームみたいなものの中で、私もその価値観に自分らしさがあるように感じて、「ミニマリストになりたい」という思いから自分の持ち物を整理する日々を送っていました。

 

物を減らすというのは、真面目にやろうとすると自己対話や自分の価値観と向き合うことが必須になるので、「物が減る」ことと「自分自身がクリアになる」ことが比例していくようで、とても楽しかったです。

 

そしてある時、物を減らすことで得られる自由な感覚を味わう中で、「ミニマリストになる」という目標自体が自分を縛り付けるものであるように感じて、その願望すらを手放すことにしました。

その結果、ある意味では「物を減らす」ことに執着していた自分から更に自由になり、現在は「物が多めのシンプルライフ」というか、「物が少なめの一般人」あたりでゆるゆる過ごしています。

 

ミニマリスト」という言葉を手放しはしたものの、ミニマリズムの精神は私の中に今も息づく部分があるなぁ、と感じています。

きっと、ミニマリズムと私自身の価値観は、ただブームに乗っかった、というだけに留まらず、そもそも相性は良かったのだと思います。

そして、当時は「ミニマリストになりたい」という、逆に言えば「今の自分はまだミニマリストではない」という自己評価の中で、ミニマリストを目指さないという選択をしたわけですが、ミニマリズムの精神燃え盛る当時を今振り返ると、「あの時私はミニマリストだったな」と思うのです。

 

・・・と、前置きが長くなりましたが、現在「物が多めのシンプルライフ」あるいは「物が少な目の一般人」として過ごす私の中で、今もなお生き続けているミニマリズム的モノとのつきあい方をご紹介します。

 

「モノを減らす基準がわからない」という方へのご参考にでもなれば(^^)

 

1.過去の自分が好きだったものと、今の自分が好きなものを混同しない

「捨てられない」の理由でよくあるのが、「だいぶ使ってはいないけれど、買う時はあんなに気に入って買ったんだから、捨てるなんてもったいない」「久しぶりに見たけれど、やっぱりこの服着る気がするし…」みたいなものです。

出会った時はすっごくテンションが上がって、「こんなにいいものと出会えて幸せ!」って思ったもの。

その出会いが素晴らしかったことは、否定しません。

むしろ「良かったね!」です。

ですが、買った時と今で、自分の「好き」に変化は出ていないでしょうか?

 

私は特にファッションについては移り変わりがある方で、ギャルであってみたり、B系であってみたり、はたまたコンサバであってみたり・・・

その時その時に好きなものを追っていたので、いろいろな系統の服があったことになります。

私ほどあちこちのジャンルを行き来する人がどれくらいいらっしゃるかはわからないのですが(笑)、そんな私だからこそわかるのは、「コンサバファッションに身を包みたい私には、ひとつ前のB系ファッションの服はもう必要ない」ということ。

そして、「コンサバ」と「B系」ほどの違いはないとしても、【少し前の自分の「好き!」と、今の自分が「好き!」が変化することというのは、誰にでも往々にしてある】のではないでしょうか。

 

「好き」が変化する中で、「今」大切にすべきは、「今の自分が」好きなものです。

過去の自分が好きなものは、過去の自分が大切にすればいいのです。

 

(過去の自分は、それを大切にしていしましたか?と自分に問いてみるのもいいかもしれません(^^))

過去は過去として、そして、現在は現在として。

今この瞬間を100%で満たしてください。

過去100%好きだったものが、今も100%好きとは限りません。

「過去に好きなもの」と「今好きなもの」混同していませんか?

 

 

2.自分が使わない時は、他人が使えるように…という視点で、古本屋を活用する

これは本との向き合い方です。

積ん読や、学習参考書など・・・溜まっていませんか?本棚に溢れかえっていませんか?

 

本って、読む時と読まない時があります。24時間365日、同じ本を読み続ける人はそういないですよね。(そりゃそうだ)

そこで、その「読まない時」に、その本をどう保管しておくか?ということです。

 

本棚に本が溢れかえっている方は、「読まない時にその本を自分の家の本棚で保管しておく」という選択をとっています。

ここでミニマリズムの精神を発揮する私の考え方は、「私が読まない時はみんな好きに読んでいて良いよ~」というもので、しばらく読まないであろう本は古本屋に持っていきます。

ちなみにこの「しばらく読まないかどうか」の基準は、「あの本読みたい!」と思い出した時に、一晩も待てない衝動にかられそうな本なら、手元に置いておきます。

一晩以上待てるのなら、読みたくなったら買いに行けばいいので、手放します。

そして大体の場合、「一晩待てないほどどうしても読みたい衝動にかられる本」というのは、そうそうありません。

だいたい待てます。

つまりだいたい手放せます。

私にとって古本屋は、「お金はかかるけれども無期限貸し出しが可能な、私設図書館」です。

 

  

3.「持っていることで自分の価値が上がる」ような気になっていないか?と考える

これも先程と同じ、本について考えた時に出てきた思考です。

主に積ん読が溜まりがちな方へ!

 

以前、私の本棚は本で溢れかえっていました。

読書がとても好きでしたし、自分の知識が増えていくのも好きで、読み終えた本もこれから読む本も、本棚に入っていました。

ミニマリストになりたい」という思いと暮らしている中で、いちばん苦労したのは本のことでした。

手放すのが大変で、こんまりさん流でいけば「どれもときめくんです!!」という感じ。捨てられません。

 

当時の私にとって(今もですが)捨てたくないものをイヤイヤにでも無理に捨てる、ということはしたくなかったので、「ミニマリストになりたい」と「本は捨てたくない」は、長く葛藤の中にありました。

 

そんな中で、とりあえず出来る全然別のところ(お洋服や雑貨など)の整頓を進めていたところ、(どんなきっかけだったのかは忘れてしまったのですが、)私は「博識な女性」への憧れが強いことに気が付きました。そして、その「博識な女性」への憧れと、今の自分とのギャップを埋めるために、本の存在が必要だったのです。

 

ここちょっと微妙なところなのですが、わかりますか?

 

「博識」というのは、言えばそのひとの頭の中に知識が多くあることを指すと思うのですが、私は「博識になりたい」という希望を、「本を多く所有すること」で満たそうとしていたのです。

ある意味ではごまかしです。頭の中ではなくて、本棚に知識の源があることで、その欲求が満たされたと勘違いしていたのです。

 

それに気が付いた時はもうとてつもなく恥ずかしくて、穴があったら入りたいほどでした。(家の中だったので穴はなく。実際布団ぐらいにはもぐりこんだかもしれません。)

 

ただ、ここでポイントなのは、本来の欲求とは微妙にズレた状態で解決したつもりになっていることに対して、本人は気が付いていない/無意識なのだというところです。

 

私の場合も、ただ純粋に本が好きで、だから保有していたいのだと思っていました。

でも実際にはそうではなかった。

その本来の欲求に気が付いた時に、「博識」と「本の所有」を分けて考えることができて、その本自体が自分にとって本当に要るのか、要らないのかで、本の整理はかなりはかどることになるのでした。

 

こういったパターンもあるので、「それを持つことでなにを自分が求めているのか?」を考えるのも良いかもしれません。

 

 

最後に

ざっと思いつくままに3つほど今の私に残る考え方を書き出してみました。

 

私はミニマリズムを手放しましたが、上に挙げたように、それでもなお私の中に息づくミニマリズムのかけらみたいなものは存在します。

ミニマリズムとの出会いにより、私が自分の思考の整理を以前よりもスムーズに出来るようになったり、あるいは「今をおろそかにしない」という考えが強まったこともまた確かです。

手放した今でも、ミニマリズムとの出会いは私にとってとても大切なものであったと明言できます。

 

今後もきっと私はこのミニマリズムのかけらと共に、自分にとってちょうどよい、「ちょっと余分なもののある生活」を楽しんでゆくのだと思います。

 

特に「ミニマリズム推奨!」というわけではないのですが(手放してるくらいだし(笑))、自分をちょっと自由にしたり、楽にしたりするための考え方として、上に挙げたようなものがご参考になれば嬉しく思います。

 

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そう、こんなかわいいDiorのグロスだって、無駄っちゃ無駄なのだ。でも私はこの無駄を楽しみたい。だから、ミニマリズムを手放したのです。

 

 

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